続・煎茶

続・煎茶
日常茶飯事という言葉があるように、毎日の暮らしに欠かせないお茶。(もちろん、珈琲も含む・ですよ!!)
美味しくはいったお茶や、珈琲の1杯が人の心に与える作用や潤いは本当に大きいのです。
お抹茶も長らく習っていましたが、なんだかちょっと堅苦しさを覚え(スミマセン)、より日常生活に根付いた「お茶」として煎茶道を知った時、「まさしく私が求めるものはこれなのだ!」と思いました。
なにより感銘を受けたのがお煎茶の心得。
「もてなす立場に立って、いかにおいしくお茶を淹れるかということ、このこころ配り」
もちろん、美味しく淹れる正しい技術や知識・道具も必要です。
珈琲専門店・喫茶店に入ることになり、今ではお茶よりも珈琲を淹れること・飲むことが圧倒的多いのですが、煎茶道で学んだ事が実生活に繋がっているという事をひしひしと感じます。
出産を機にお稽古はお休みしてますが、ひと段落したらまた再開したいなぁと思っています。
たまに、お煎茶の道具を出して眺めて正座してみると心静かになっていくのが分かります。
「只今より、一煎差し上げます。。不加減でございます。。もう一煎いかがですか…」などと独り言を言ってみたりして…。

画像は習軒流・井山先生に頂いた平安清昌作のお急須。
宝物なのです。